エネルギー変換技術グループの研究紹介
マイクロ物体のエネルギー変換技術
マイクロ物体のエネルギー変換技術として大きく分けて2つの研究を実施している。一つはエネルギー源確保として、マイクロ領域に適用可能な小型燃料電池の研究で、小型化・低価格化および環境対策を考慮した電解質、触媒、液体燃料等を検討している。二つ目の小型駆動装置の確保として、形状記憶合金や圧電素子等の機能性材料を利用した、移動体やアクチュエータ等を検討している。
研究者: 田中誠(精密機械工学科)
ミリメートルサイズの自律無索化マイクロロボットの研究開発
将来の医療用サブミリメートルサイズのロボットの実現を目指して、その技術要素を明らかにするためにミリメートルサイズの自律無索化マイクロロボットの研究開発を実施している。現在は10mmを切る程度の大きさのロボットに取り組んでいる。ロボットのボディー部分はセラミック・樹脂の多層基板を用い、機能性材料によって筋肉に相当するアクチュエータを製作。MEMS技術によって脚メカニズム部分を構成する。また、極微小素子で構成する視覚センサーを搭載して、これをワンチップマイコンで処理を行うことによって、センシングし判断し動作するという一連の自律化を達成している。現在の大きな課題は、スムーズに歩行するための微細な脚システムと超小型のエネルギー源。いっそうの小型化を追求するために鋭意研究を展開している。
研究者: 内木場文男(精密機械工学科)